九州の小京都、日南市飫肥城趾へ
歴史好きのあなたをタイムスリップ!
日南市西部に位置する飫肥城趾は戦国時代から14代にわたって栄えた伊東家5万1千石の飫肥城下町。
復元された大手門、連なる武家屋敷、石垣、街路幅なども当時のおもかげを残しています。この街並みは典型的な地方の城下町で侍屋敷の歴史風致をよくあらわしているとして「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され保存されています。その美しさから九州の小京都とも呼ばれる飫肥でタイムスリップしてみませんか。
飫肥に伝わる弓道の一種「四半的」の達人・矢野 昇ドライバーがご案内します。
- 【コース例】
- 飫肥城歴史資料館 → 飫肥城趾 → 四半的 → 京屋酒造 → 飫肥グルメ巡り
- 【料 金】
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■日南市内発着の場合 約3時間
小型車(定員4名) 10,680円 4名様ご乗車の場合 2,670円/人
ジャンボタクシー(定員9名) 16,000円 9名様ご乗車の場合 1,778円/※高速道路通行料等・施設入場料が別途必要となる場合があります。
[歴旅のコンシェルジュ]
日南営業所 矢野 昇

飫肥城歴史資料館
飫肥城趾観光の拠点となるのが『飫肥城歴史資料館』。
この地を本拠とした伊東家14代の長い歴史や飫肥藩や家臣達に伝えられてきた、甲冑・刀剣・武具・古文書・衣服等飫肥藩ゆかりの歴史資料、約220点が保管、展示されています。

飫肥城趾
九州の小京都とも呼ばれる飫肥城趾。大手門、武家屋敷から街路などが昔のまま残されています。
歴史通ならではの説明を聞きながら小村記念館、武家屋敷、豫章館などを見学します。
マル秘情報のパワースポットも必見です。


■大手門

■豫章館

■小村記念館
四半的射場
的までの距離が四間半、弓矢のサイズがともに四尺五寸、的の大きさが四寸五分と、全て四半であることから「四半的(しはんまと)」と呼びます。
四半的の歴史は古く、南九州の武将たちの間で酒宴の席などでの余興として行われていました。飫肥では明治中期頃普及し、焼酎を酌み交わしながら娯楽競技として親しまれるようになりました。
今では町内対抗の競技会が行われています。

焼酎蔵見学(京屋酒造)
宮崎で“酒”と言えば“焼酎”を指すほど昔から親しまれている伝統的な蒸留酒です。
この歴旅コースでは天保5年創業といわれ、約180年の歴史を誇る焼酎蔵・京屋酒造さんを訪ねます。原材料にこだわり、伝承の大甕仕込みを現代に伝える老舗の蔵です。甕雫やかんろシリーズが有名です。仕込みや蔵を見学したり、焼酎蔵でしか体験できない呑み比べで色々な本格焼酎をご堪能いただけます。
もちろん、これもタクシー観光だからこその楽しみのひとつです。
※焼酎蔵見学には事前予約が必要です。


飫肥城趾食べ歩き
厚焼き卵
殿様に献上したといわれる飫肥の厚焼き卵。プリンのような口当たりで上品な味わいです。
殿様になった気分でお楽しみあれ

飫肥の天ぷら
日向灘で獲れる大衆魚を丸ごとすり身にしたものに豆腐を混ぜ、味付けに味噌や醤油、黒砂糖を加えて揚げて作ります。 小京都飫肥の庶民の味といえます。
